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家づくりコラム

土地を持っている方の注文住宅を建てる流れ

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土地を持っている方の注文住宅を建てる流れ

 こんにちは!匠工房です。本日は注文住宅を建てる土地を持っている方に向けて、注文住宅を建てる流れを解説していきます。現金で土地を購入していたり、親から受け継いだ土地があるなど、様々な理由で土地を所有されている方がいると思います。

 全体の流れを知っておくと、落ち着いて家づくりを楽しむことができます。さっそく見ていきましょう。

1. 優先順位の確認と資金計画

 まずは家族の中で「どんなお家を建てたいか」をイメージし、希望の優先順位を決めておきましょう。部屋数や和室の有無、どんな収納スペースが欲しいか、トイレは2箇所必要かなど、家族同士で希望は異なると思います。1人1人希望を書き出し、話し合って優先順位を決めておきましょう。

 次に資金計画を立てましょう。住宅ローンを利用するなら資金計画は必須です。毎月支払う住宅ローンがこれからの生活を圧迫してしまっては意味がありません。無理のない返済計画を立てることが家づくりにおいて最も重要です。

  匠工房では、早めに住宅ローンの事前審査をしていただくことを推奨しています。いくら借りられるのかをはじめに知っておくことで、資金計画が立てやすくなるからです。検討している金融機関がいくつかある場合も問題ありません。匠工房では各金融機関の審査用紙をご用意しておりますので、一度お店にお越しいただくだけで審査をすることができます。

2. 建物屋さんを選ぶ

 資金計画が終わったら、「どこで建てるか」を決めましょう。建物屋さんは、大手ハウスメーカーから工務店、設計事務所など様々あります。工法や耐震性、断熱性などの性能の違いはもちろん、デザイン性や価格帯にも違いがあります。

 まずはモデルハウスを見学したり、資料を取り寄せたりして、気になる建物屋さんをピックアップしてみましょう。

3. 打ち合わせや見積もり提出

 何社か建物屋さんをピックアップしたら、実際に所有している土地に間取りを書いてもらったり見積もりを出してもらったりしましょう。

 そして性能や価格帯を比べ、自分に合った建物屋さんを選ぶようにしてください。建物屋さんを選ぶ際には、標準仕様やどんな施工がオプションになるかを確認しておくといいでしょう。優先順位を考えた際に決めた家づくりでやりたいことが予算内でできるか、を確認しておくことは重要です。

 実際に建っているお家を見学させてもらったり、担当者さんや会社との相性を確かめておくと良いです。住み続けていく限りお付き合いは続いていきます。信頼できると感じる建物屋さんを選んでください。

4. 請負契約の締結

 間取りや価格などに納得がいけば、建物屋さんとの請負契約を締結します。建物屋さんによっては仮契約や申し込みなど、契約前に手続きがある場合もあります。

 請負契約時には手付金の支払いが発生します。金額は会社によって様々なので、予め確認しておくようにしましょう。

 請負契約が締結されたら、住宅ローンの本審査を行ないます。本審査も無事に通れば、着工に向けて動き出します。

5. 着工

 建築確認申請が通ると、次に地盤調査を行ないます。地盤調査では、その土地がお家の重さや大きさに耐えられる地盤かどうかを調べます。もし改良が必要な場合は改良工事を行ないます。また、建築確認申請が通ると、間取りの変更に手続きが必要となります。これには時間もお金も追加がかかってしまうので、建築確認申請をする前に間取りの確認はしっかり行なっておくようにしましょう。

 いよいよ着工です。工事前のご近所への挨拶や地鎮祭は事前に確認しておきましょう。挨拶回りは建物屋さんがしておいてくれるケースもあります。地鎮祭は持ち込みが必要な物や玉串料の額が、神社によって異なりますので注意しましょう。

6. 引渡し

 工事が無事に終わると、最終検査があります。お家の中にキズや汚れがないかを確認します。問題がなければ建物のお引渡しとなります。

4.まとめ

 以上が土地を所有する場合の注文住宅を建てる流れです。

 注文住宅を検討中の場合は是非参考にしてください。

見せ梁のメリットとデメリット|失敗しない家づくり

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見せ梁のメリットとデメリット|失敗しない家づくり

 こんにちは!匠工房です。今回はリビングなどの空間アクセントとしてよく採用される、見せ梁についてお話しします。

1. 見せ梁って?

 「梁」とは、柱に対して横向きに渡し柱を固定する部材のことをいいます。屋根など家全体を支える重要な構造体の1つです。基本的には梁は隠され壁紙などで見えないように造られますが、デザイン上あえて見せるように取り付けられているものを見せ梁と言い、化粧梁と呼称されることもあります。

 本物の梁を見せることもあれば、装飾としての梁を取り付ける場合もあります。

2. 見せ梁のメリット

 見せ梁を採用することで、天井が高くなり開放感を演出することができます。奥行き感も出るので、お部屋全体を広く見せることができます。

  吹き抜けとの相性も良く、開放感のある吹き抜けにアクセントとして見せ梁を採用すると、デザイン性が高まります。

3. 見せ梁のデメリット

 見せ梁が高い位置にあるので、掃除がしにくいというデメリットがあります。また、設置する場所によってはシーリングファンや照明の邪魔になる可能性もあるので、設置する場所に関してはしっかりと吟味するようにしましょう。照明の位置に関しては、構造上必要な梁ではない装飾用の梁を設置することで電気配線を気にせず解決することができます。

4. 施工事例

 大きな吹き抜けを設け、光の降り注ぐ明るいリビングルームに。 どこにいても、暖かさの感じられるお家に仕上がりました。

 フロアに合わせたナチュラルな色味の見せ梁。吹き抜けのアクセントとしてとてもオシャレに仕上がりました。

 天井を少し上げて見せ梁を。これだけでも開放感がありますね。

 ダイニングまで見せ梁にし、奥行を感じられる空間になりました。

 吹き抜けはしたくないけど、しっかりと開放感が欲しいケースです。見せ梁を大きく見せ、天井もかなり上げました。

5. 【家づくり相談会開催中!】

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団体信用生命保険とは?注意点など解説|資金計画・住宅ローン

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団体信用生命保険とは?注意点など解説|資金計画・住宅ローン

 今回は、住宅ローンの団体信用生命保険について解説します。

1. 団体信用生命保険とは

1-1.団体信用生命保険とは

 住宅ローンを組んでお家を建てる多くの場合、団体信用生命保険という保険に加入します。団体信用生命保険とは、住宅ローンの返済中に債務者(住宅ローンを組んでいる人)が死亡したり高度障害状態になったりしたときに降りる保険金で住宅ローンが完済される保険のことをいいます。 

 マイホーム購入後、債務者に万が一何かあっても家族に「衣食住」の「住」は残してあげられるという点で、団体信用生命保険は大きな役割を果たします。また、賃貸との大きな違いもこの点です。賃貸は例えば家計の大半を賄う旦那様が亡くなれば、残された家族で家賃を始めとするすべての生活費を払い続けなければなりません。

 しかし、持ち家であれば同じ状況であっても住居費の支払いは心配せずに暮らしていけます。「住」という大きな財産を残しておけるというのは、家族としても大きな安心ですよね。

1-2.生命保険との違い

 住宅ローンの団体信用生命保険と、一般的な生命保険との違いは以下の通りです。

  

①保険料

 一般的な生命保険の場合、保険料が発生します。しかし、団体信用生命保険の場合保険料は住宅ローンの金利に含まれていることがほとんどです。また、一般的な生命保険は性別や年齢、死亡率などに基づいて保険料が算出されますが、団体信用生命保険は違います。団体信用生命保険は年齢や性別によって保険料が算出されることはありません。しかし、保障内容に追加オプションを加えると金利が上がったり、年齢によって追加できないオプションがあったりなどはあります。

 

②保険金の受取人

 一般的な生命保険の保険金の受取人は、保険契約者が法定相続人を指名します。一方で団体信用生命保険の保険金の受取人は住宅ローンを組んだ金融機関です。金融機関は、受け取った保険金で住宅ローンの残債を完済します。よって、債務者の家族がその後の住宅ローンの支払いをする必要はなくなるということです。

 

③保障期間

 一般的な生命保険は、契約時に保障期間を決定します。終身保険なら一生涯、定期保険なら決められた期間で保険は終了します。一方団体信用生命保険は、住宅ローンの返済期間が保険の保障期間となります。住宅ローンの返済が終了すれば、団体信用生命保険の保障期間も終了します。

1-3.団体信用生命保険の種類

 団体信用生命保険の大まかな種類としては3つあります。それぞれ保障内容と金利が異なるため、しっかりと内容を理解し精査することが大切です。

 

①通常の団体信用生命保険

 ローン契約者(被保険者)が死亡もしくは高度障害状態となったとき、ローン残債は保険金によって完済されます。これが通常の団体信用生命保険の内容です。高度障害というのは、両目の視力を永久に失ったり、手や脚を失ったりするなど身体機能が重度に低下している状態のことをいいます。通常の団体信用生命保険は、金融機関が審査を経て提示した金利で加入することになります。団体信用生命保険料として別途支払いがあるわけではありません。

 

②三大疾病特約付き団体信用生命保険

 通常の団体信用生命保険が下りる「死亡もしくは高度障害状態」に加え、【がん】【急性心筋梗塞】【脳卒中】の三大疾病によって所定の状態となったときでも保険金が下りるというオプションを付けることができます。保険金が下りる条件は金融機関によって異なり、三大疾病に罹患しただけで下りる金融機関や下りない金融機関があります。こちらはオプションという形になるので、提示された金利に0.2%程度上乗せする必要があります(上乗せする金利は金融機関によって異なります)。また、この特約は、金融機関によってはローン契約者の年齢などによってオプションをつけることができない場合もあります。

 

③八大疾病特約付き団体信用生命保険

 八大疾病特約付き団体信用生命保険は、①通常の団体信用生命保険と②三大疾病特約付き団体信用生命保険に加え、【高血圧症】【糖尿病】【慢性腎不全】【肝硬変】【慢性膵炎】の5つの重度慢性疾患によって所定の状態となったときでも保険金が下ります。こちらの場合も金利に0.3%程度上乗せすることでオプションをつけることができます。また、金融機関によって該当する疾患の状態や金利が異なりますのでご注意ください。

2. 団体信用生命保険加入の条件

2-1.団体信用生命保険加入には審査が必要

 団体信用生命保険に加入するには審査が必要です。金融機関としても、病気などで保険が下りる可能性が高いと分かっている人を受け入れるのは難しく、審査によっては団体信用生命保険に加入できず希望の金融機関で住宅ローンを組むことができない可能性もあるのです。審査が心配な方は、はじめに団体信用生命保険の審査を受けることも可能です。

2-2.告知義務とは

 その審査時に現在の健康状態や病歴、手術歴、投薬状況などを記載しなければなりません。これを告知義務といいます。告知日より3か月以内の治療や投薬、手術などがあるか?や現在の身体障害の状態などを告知しなければなりません。告知したからといって、必ず審査に落ちるわけではありません。

 また、告知義務は「事実」を記載しなければなりません。わざと告知しなかったり、ウソの告知をした場合は告知義務違反となります。告知義務違反と認定されれば団体信用生命保険やそのオプションを解除され、いざ保険金が必要になったときでも保険金を受け取ることができなくなります。必ずありのままを告知するようにしましょう。

3. 団体信用生命保険の注意点

3-1.団体信用生命保険の審査に落ちたら

 審査の結果、団体信用生命保険に加入できない場合もあります。そういった場合でも対処法があるので安心してください。以下で説明していきます。

 

①団体信用生命のない住宅ローンを利用する

 住宅金融支援機構と民間金融機関が連携しているフラット35は、団体信用生命保険の加入が任意となっています。ローン契約者に万が一のことがあってもローンは残る点に注意が必要ですが、団体信用生命保険に通らないと住宅ローンが組めない方にオススメです。

 

②ワイド団信に加入する

 ワイド団信とは、高血圧症や糖尿病、うつ病などの持病があっても入りやすい団体信用生命保険です。加入するのに金利が上乗せさせるという点に注意が必要ですが、持病があっても加入できる可能性が高いので一度審査してみましょう。

 

③配偶者が住宅ローンを組む

 例えばご主人に病歴や投薬があり、団体信用生命保険に加入できなかったとします。その場合奥様名義で住宅ローンが組めるかどうか検討するという方法です。年収などがご主人と違う場合、借入可能額や条件を変わるのでお家探しも一から考える必要があります。団体信用生命保険に不安があるなら、土地探しやお家探しより先に団体信用生命保険の審査や住宅ローンの事前審査をしておくと安心ですね。

3-2.夫婦で住宅ローンを組む場合

 共働き夫婦で住宅ローンを2人で組むケースも増えています。その場合、団体信用生命保険もそれぞれ対応が異なりますので注意が必要です。

 

 ①ペアローン

 ペアローンは、2人でそれぞれ住宅ローンを組むローンです。例えば夫婦それぞれが2000万ずつ借入れ、合計4000万のお家を建てる、といった具合です。それぞれが住宅ローンを組むことになるので、2人とも団体信用生命保険に加入することになります。また、どちらか一方が死亡もしくは高度障害状態となったときはその人分の残債が、下りる保険金で完済されます。しかし、残された家族の住宅ローンは消えないので、そのまま返済し続けなければなりません。

 

②連帯債務

 連帯債務は2人で同じ住宅ローンを借入れます。しかし、連帯債務者が団体信用生命保険に加入できるかどうかは金融機関や住宅ローン商品によって異なりますので、連帯債務でお考えの場合は団体信用生命保険についてもしっかりと検討しておく必要があります。

 

③連帯保証

 連帯保証は、主債務者が返済できなくなったときに返済義務を負う借り方です。直接住宅ローンを組んでいるわけではないので、連帯保証人は団体信用生命保険に加入することはありません。

4.まとめ

・住宅ローンを組む場合は団体信用生命保険に加入しなければならない!

・団体信用生命保険には審査・告知義務があり、ウソの告知は絶対にダメ!

・住宅ローンの組み方で団体信用生命保険の対応も変わるので、返し方や金利だけでなく、団体信用生命保険についてもしっかりと検討が必要!

滋賀の注文住宅の相場はいくら?|マイホーム基礎知識

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滋賀の注文住宅の相場はいくら?|マイホーム基礎知識

 こんにちは!匠工房です。本日は滋賀県で注文住宅を建てる場合にかかる費用の平均を見ていきます。住宅ローンを借りる場合、最終的には自分が返していける額の予算内に抑えることが大切ですが、滋賀県に注文住宅を建てた人がいくらくらいで建てたのかも気になりますよね。注文住宅の相場に加え、土地の相場についても触れていきます。ぜひ最後までご覧ください。

1. 滋賀県の注文住宅相場の変動

 それでは滋賀県の注文住宅の相場を見ていきましょう。次の図をご覧ください。

 これは住宅金融支援機構が提供するデータを元に作成した表です。全国と比べると滋賀県の建築費は70万円ほど低いことが分かります。また、近畿圏と比較すると約280万円も低いことも見て分かります。滋賀県は近畿圏や全国に比べると相場的には低いということですね。

 また、10年前と比べると建築費の差に驚きます。主な要因として考えられるのは建築資材の価格上昇です。コロナの影響や様々な世界情勢も相まって、建築資材の上昇は今後も続く可能性があります。注文住宅を検討中の方は、今後も物価が上がることを見越して早めの購入が必要かもしれません。

 さらに、家の広さにも違いがあるようです。少子化に伴って家族の人数が少なくなってきたり、建築費の高騰に伴ってお家の広さを小さくして価格を抑える必要があったりといった原因が考えられます。広いお家を建てて住宅ローンを苦労して返していくよりも、無理のない範囲でお家を建てて趣味や日々の生活を楽しむといった人々の考えの変化もあるように感じます。

2. 滋賀県の土地相場の変動

 次に滋賀県内の土地の相場についても見ていきましょう。滋賀県による地価調査の公表資料によると滋賀県の平均坪単価は約18万円で、滋賀県全体の地価は平成21年から下落が続いています。ただ、大津南部エリアやJR沿線駅周辺は上昇しているところもあるようです。

 滋賀県の平均坪単価は約18万円で、滋賀県全体の地価は平成21年から下落が続いています。ただ、大津南部エリアやJR沿線駅周辺は上昇しているところもあるようです。

 滋賀県内の地価が高いエリアは

1位 草津市 約39万円

2位 大津市 約32万円

3位 守山市 約30万円

4位 野洲市 約23.6万円

5位 栗東市 約23.4万円

となります。

 駅周辺となると平均価格より高くなりますので、駅周辺で注文住宅をお考えの方は土地価格に重点をおいて予算を組み立てる必要があるでしょう。

3. 滋賀県で家を建てた場合の想定総額

 それでは滋賀県で注文住宅を建てた場合の総額を試算してみます。

 滋賀県の土地の平均坪単価は約18万円なので、50坪の土地を購入する場合は900万円。諸経費を入れて約1000万円ほど必要です。

 建築費3495.8万円を合計すると、4495.8万円となります。

 

 しかし、ここで注意点があります。

 注文住宅の相場は住宅金融支援機構が統計した数字を元にご紹介しました。注文住宅は匠工房のような工務店だけでなく、建築費が高めなハウスメーカーの建築費ももちろん含まれています。工務店の建築費の相場はだいたい3000万円ほど。したがって、滋賀で家を建てた場合の想定総額の幅は約4000万円~約4500万円ほどだと言えるでしょう。

4. 滋賀で注文住宅を買う人はどんな人?

 それでは、滋賀で注文住宅を購入する人はどんな人なのでしょうか?

4-1. 年齢

 年齢は平均45歳のようです。全国平均も45歳なので、平均的とも言えます。

4-2. 家族構成

 家族は3.5人家族が平均です。これも全国平均と変わらず、3~4人家族が多いようです。

4-3. 年収

 滋賀の平均年収は593.2万円です。全国平均は602.2万円で、全国より少し少ないようです。

ちなみに、上記のデータは2021年度のものです。

 10年前の2011年の滋賀県は、①年齢は39.6歳、②家族構成は3.4人、③年収は588万円が平均となっています。
年収が上がりにくく、40歳を過ぎて注文住宅を建てる方が増えていることが分かります。

4-4.頭金

 滋賀で注文住宅を建てた人が頭金として支払った金額の平均は587万円です。

 全国平均が596.6万円なので、約10万円ほどの差があります。

4-5.借入金

 借入金の平均は2908.8万円です。10年前の平均借入金額は2416.7万円となっていますので
 借入額の増加が見て取れます。

4.まとめ

・滋賀で家を建てる場合の総額の相場は4000万円~4500万円です。

・この価格より大きく前後するのは土地価格です。地価の高いエリアの土地を検討する場合は、総額もより高くなります。相場に惑わされず、自分の予算に合う範囲で家づくりをしていきましょう。

注文住宅を建てるために必要な諸経費とは?|資金計画・住宅ローン

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注文住宅を建てるために必要な諸経費とは?|資金計画・住宅ローン

 こんにちは!匠工房です。本日は注文住宅に必要な諸経費についてお話しします。注文住宅を建てる際には、「土地の価格」「建物の価格」以外にも費用が必要です。注文住宅を建てるためにかかる費用について見ていきましょう!

1. 注文住宅にかかる3つの諸経費

 注文住宅を建てるためには土地と建物の費用以外に「土地の諸経費」「建物の諸経費」「住宅ローンにかかる費用」の3つの諸経費が必要です。

 それぞれどのような内容なのかを詳しくご説明します。

2. 土地にかかる費用

 一般的に土地購入時に土地価格以外に必要な諸経費は以下の通りです。

2-1. 仲介手数料

 仲介手数料とは、土地や一戸建てを仲介業者(不動産会社)を通して売買する場合に支払うお金のことをいいます。

 仲介業者の利益となるお金です。仲介手数料は法律によって上限が決まっています。400万円を越える物件の場合は【売買価格×3%+6万円+消費税】が上限となります。例えば、1,000万円の土地の場合、仲介手数料は税込396,000円となります。(400万円以下の物件の仲介手数料の上限は18万円+消費税です)仲介手数料は所有者が宅建業者の場合は発生することがありませんが、市場に出ている多くの売土地は個人所有なので、仲介手数料が発生することを覚えておいてください。

2-2.固定資産税の清算金

 土地の引渡しをする年の固定資産税は売主様と買主様で日割り精算します。1月1日に所有している人に対して納税通知書が届くからです。売主様には納税通知書に従って1年分納めてもらい、所有者が変わる日以降の分を買主様が売主様に返金する形をとっています。関西では4月1日を起算日として計算することが多いです。

2-3.土地契約時の印紙代

 土地の売買契約書には印紙を貼ることになっており、その印紙代は売主様・買主様それぞれが1通分ずつ負担します。例えば、1,000万円超5,000万円以下の売買金額の場合は印紙代は軽減措置により1万円です。こちらは必ず必要になるお金です。

2-4.登記費用

 土地を購入したら名義を変えなければなりません。これを登記といいます。登記簿上の所有権を移転させたり住宅ローンの抵当権の設定をしたりするのに登録免許税という税金を納めなければなりません。登録免許税は固定資産税評価額と定められた税率から計算されます。

 加えて、物件によってかかる費用がいくつかあります。多いのはライフラインに関する費用ブロックフェンス代です。

 ライフラインに関する費用としては水道加入金と受益者負担金があります。これらは上水道・下水道それぞれを使用する際に市町村に支払うお金です。ブロックフェンス代とは新たに整備された分譲地などで境界に立てられたフェンスに対するお金です。これはブロックフェンスを設置した売主様にお支払いすることになります。滋賀では業者さんが分譲地を開発して販売するケースも多い上、業者さんによってライフライン費やブロックフェンス代の有無や金額が異なります。

 また、それ以外に必要な費用が発生する場合がありますので、土地価格だけで見るのではなく諸経費含めて総額いくらかかるのかを予めしっかりと確認しておくようにしましょう。

  土地の諸経費は物件価格の1割程度必要であることが多いですが、土地によって必要な諸経費が様々です。地域によってかかる費用などもありますので、購入前に物件価格以外で必要な諸経費に関してしっかりと確認するようにしましょう。

3. 建物にかかる費用

 建物は建物代金以外に様々な諸経費が必要です。建物会社さんによって見積もりの作り方や名称が異なります。また、以下に挙げられた内容が建物代金に含まれていることもありますので、参考程度にご覧ください。建物の諸経費としては、だいたい400万円~500万円くらいかかります。

3-1.登記費用

 土地と同様に建物にも登記を設定する必要があります。ただし、土地とは違い新築の登記は2つあります。保存登記と移転登記です。保存登記とは新たに建物を建築したときに「ここに建物があります」と示すためのものです。そして、それが「私のものです」と示すのが移転登記です。

3-2.火災保険

 火災保険は、火災や水災、風災によるお家の損害を補償してくれる保険です。住宅ローンを組む場合は火災保険の加入が必須です。火災保険という名ですが、台風や水害による損害に対しても保険金が下ります(契約するプランによる)。また、近年では地震がとても多く、その被害も大きくなっています。火災保険はオプションとして地震保険にも加入することができます。地震による火災は火災保険では補償されないので、未来の安心のために地震保険にも加入することを強くオススメします。

3-3.外構費

 お家の外回りは、お家全体の見た目を大きく左右します。
しかし、外構費は希望をたくさん盛り込むと驚くほど高額になることがあるので注意が必要です。駐車スペースにコンクリートや石材を敷いたりデザイン性の高いものにすると金額は跳ね上がります。「こういうアプローチにしたい」という希望を出しつつ、予め「100万まで!」と決めてプランニングしてもらうと安心です。

3-4.地盤調査費用や建物を建築する上で必要な経費(付帯工事費)

 注文住宅の場合、建物の本体代金の他に建物建築確認申請費用や水道や電気工事費、地盤調査費用などが必要になります。これを付帯工事費といい、諸経費に含まれる場合もあれば、別枠で見積もり書などに記載されている場合もあります。

4. 住宅ローンにかかる費用

4-1.保証料

 保証会社に融資の保証人となってもらうための費用です。借りる人の年収などの経済状況や借入金額や返済期間などによって金額が異なります。住宅ローン実行時に一括で支払う方法と金利に上乗せして毎月支払っていく方法があります。金利に上乗せする方が結果的に多く支払うことになってしまうので、住宅ローン実行時に一括で支払う方法もオススメしています(保証料自体も借入額に含めることができます)。

4-2.銀行手数料

 住宅ローンを借りるために銀行に支払う手数料のことです。金融機関によって5万円や10万円など金額が異なります。

4-3.融資手数料

 住宅ローンを借りる方がローンを借りるための手続きを不動産会社に依頼して、不動産会社に手続きを代行してもらった時に支払う費用のことをいいます。

4-3.印紙税

 住宅ローンを借りる契約のことを金銭消費貸借契約といいます。その契約を締結したときに契約書に貼る印紙の費用です。

5. 予算オーバーを避けるためには

 土地や建物にかかるお金をすべて合わせた金額が想定していた総予算を上回ってしまっては大変です。そうならないために、土地を検討している段階や建物を検討している段階など細かく費用を試算してもらい予算オーバーにならないかどうかを逐一確認しておくことが大切です。

  念願のマイホームが建ったのに、毎日お金の心配をしながら生活するのは本末転倒です。

 その後の暮らしも楽しむために予算の管理はしっかり行なうようにしましょう!

6. まとめ

・土地代と建物代金以外に、それぞれの諸経費と住宅ローンの諸経費が必要です。

・土地や建物会社によって費用が異なります。

・予算オーバーしないために、逐一見積もりを出してもらうなどしてチェックしましょう!

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注文住宅で後悔しないためには?後悔例とポイントを解説|失敗しない家づくり

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注文住宅で後悔しないためには?後悔例とポイントを解説|失敗しない家づくり

 こんにちは!匠工房です。本日は後悔しない注文住宅についてお話しします。

 ほとんどの方は注文住宅は一生に一度しか建てることがないと思います。一生に一度のマイホームに関わらず、「こうしておけば良かった」と後悔する方は少なからずいらっしゃいます。今回は、後悔しない注文住宅を実現するために、先人の後悔例と後悔しないためのポイントについてお話しします。

1. 玄関で後悔した例

 玄関での後悔で多いのは、「もう少し広くしておけば良かった」です。特にお子様が生まれた家庭では、ベビーカーの置き場所やお子様の野球などの習い事道具を置いておくスペースに困ったという失敗談が多いです。土間部分を広くするだけでなく、収納スペースも確保しておくことで使いやすく収納しやすい玄関になります。 

 また、帰宅時玄関が暗いというお話もよく聞きます。夜、鍵を使う際に暗くて見えづらかったりスイッチが遠くて使いづらかったりするケースが多いです。玄関ドアを鍵を使わずに施錠開錠できるスマートキー搭載の玄関ドアにしたり、人感センサーで自動的に照明が付くようにすると便利です。

2. 水まわりで後悔した例

 水まわりの後悔談も多く聞きます。お風呂やキッチンなどはショールームで魅力的なプレゼンを聞いてオプションをつけたけど、結局使っていないことも多いようです。

 例えばお風呂のテレビやミストサウナなどです。お金がかかっただけで活用しなかったらもったいないですね。 

 また、キッチンの収納を良く考えなかったために、ゴミ箱の置くスペースに困ったり収納したい物が収納できなかったりするケースもあります。

3. 屋外で後悔した例

 後悔ポイントはお家の中だけで生まれるものではありません。お家の外で後悔してしまうこともあります。

  例えば敷地が広すぎて外構費が想定より高くなってしまい、削るためのほとんどが砂利の殺風景な敷地になってしまったり、駐車スペースのことだけ考えており自転車が置きにくくなってしまったり等です。屋外水栓が使いにくい位置に作ってしまったといったお悩みもありました。

4. 収納で後悔した例

 欲しい場所の収納が狭く、あまり使わない収納スペースを広く取ったので使いづらいといったお声や、そもそも居室の広さを重視しすぎて収納が少ないといった失敗談もあります。どこに何を収納したいかを予め想定した上で位置や広さを決める必要があります。

5. 予算で後悔

 住宅ローンで借りられる額いっぱいまで借りてしまい生活が苦しいという声もあります。お家を広くすればするほど建設費がかかりますし、外構費もある程度見込んだ上で予算を組まないと思わぬ出費となります。注文住宅を打ち合わせしていくと扱う金額が大きすぎて、数万円のオプションを「これくらいなら」と感じてしまいがちなので注意が必要です。

6. 後悔しないためのポイント

6-1.今だけでなく、将来の暮らし方も見据える

 年齢を重ねることで暮らしは変わっていきます。お子様が生まれ、成長すれば必要な物も変わっていき、収納する場所も必要です。家庭内で事故が起きにくいようバリアフリーにしたり、階段を出来るだけ使わないような間取りにしたりしておくと安心です。

6-2.資金計画をしっかり立てる

 住宅ローンの借りられる額と返していける額は異なります。無理のない支払額を決定し、そこから逆算して総額を決定しましょう。その総額を上回らないよう打ち合わせをすることが大切です。予算を圧迫しやすいのはオプションや外構費です。本当に必要なところにお金をかけられるように、注文住宅では冷静に判断することが大切です。

7. まとめ

・予算を明確にし、オプションをつけるかつけないかなどは冷静に判断しましょう

・今の暮らしだけでなく、将来の暮らし方も見据えて計画しましょう

8. 【滋賀で家を建てるなら匠工房】

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家づくりの流れとかかる期間|マイホーム基礎知識

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家づくりの流れとかかる期間|マイホーム基礎知識

 こんにちは!匠工房です。本日は注文住宅が完成するまでの期間についてお話しします。

 注文住宅は住めるようになるまで時間がかかります。土地探しから打ち合わせ、工事までの手続きや工事期間など、やることがとてもたくさんあるからです。それでは注文住宅が完成するまでにどれくらいの期間がかかるのか、見ていきましょう。

1. 注文住宅ができるまでの期間

 注文住宅を計画し始めてから注文住宅が完成するまでの期間は、8カ月から15カ月くらいだと言われています。土地探しから始めるのか、土地はあるので建物から始めるのかで期間も大きく変わります。今回は土地探しから始めた場合、どのような過程を経て注文住宅が完成するのかについて解説していきます。

2. 注文住宅ができるまでの流れ

 注文住宅の計画から完成までの大まかの流れは以下の通りです。

①資金計画

②土地探し・契約

③建築会社探し・契約

④建築確認・着工

⑤完成

  それでは詳しく解説していきます。

2-1. 資金計画

 家づくりで1番大切なのが資金計画です。住宅ローンでどのくらいの金額を借りることができるのかを事前審査で確認し、実際に支払いをしていくのに無理のない金額がいくらなのかを確認します。月々の支払いを確認することで、住宅ローンで借りる金額や自己資金の額を想定することができます。そこから家づくりに関わる総額の予算を知ることができます。

 また、優先順位を家族内で決めておくことも重要です。どんなところに住みたいか、土地にこだわるのか建物にこだわるのか、どんな家に住みたいかなど、住む人によって様々です。いざ土地選びや建物の打ち合わせになって意見がぶつかると、決定に時間がかかってしまいます。そうならないようにまずは家族で希望を出し合い、優先順位をつけましょう。優先順位をつけておくことでスムーズに土地選びや建物の打ち合わせを行なうことができます。

2-2. 土地探し・契約

 建物屋さんによっては、土地探しは不動産屋さんへ行って自力で探してきてくださいと言われる会社さんもあれば、土地探しも合わせてしてくれる会社さんもあります。滋賀の場合、ハウスメーカーなど建物建築のみを行なう会社さんから、不動産屋さんを紹介してもらうことが多いです。匠工房では土地探しから注文住宅まで一貫してお手伝いさせていただきます。ハウスメーカーさんからの依頼で土地探しのみお手伝いするケースもあります。

2-3. 建築会社探し・契約

 土地と建物会社探しの正しい順番は決まっているわけではありません。建物会社をじっくりと決めたい場合は、スタートからモデルハウスや完成見学会などに積極的に行って何社かに絞っておくとスムーズです。

2-4.建築確認・着工

 土地と建物の契約や建築確認などの手続きが終われば工事が始まります。建築確認とは、家を建てる工事をする前に建物や地盤が建築基準法に適合しているか確認することをいいます。工事自体は5カ月から6カ月ほどかかるのが一般的ですが、雨や雪が続いたり近年では世界的な情勢の関係で部材などが入りにくくなっているので、6カ月以上かかることもあります。

2-5.完成

 工事が完了したら、施主検査を行ないキズなどがないか確認したあと、お引渡しを行ないます。

2-3. 建築会社探し・契約

3. 完成まで時間がかかるケースとは?

 注文住宅で時間がかかるのはどのようなケースでしょうか?

 1つ目は、土地や建物を決めるのに時間がかかるケースです。土地は探し始めてすぐに見つかる場合もあれば、1年以上かかることもあります。希望するエリアや価格帯、広さなどにもよりますが、希望が多ければ多いほど、見つかる可能性も低くなります。

 土地探しにおいて1番大切なことは「優先順位を決めておく」ことです。住む場所や価格帯、土地の形状、広さなど、土地を決める要素は多くあります。特に駅や学校、職場への距離などは家族間でも揉めやすいです。闇雲に探すと、どういった土地に住みたいか分からなくなってきて、土地探しが難航してしまいます。そのため、あらかじめ土地の条件を洗い出し優先順位を決めておくことで納得のいく土地で契約することができます。

 建物会社についても同様で、滋賀県内でも100近くの建物会社があります。どんなテイストや仕様の家がいいのか、資料請求などをしてまずは情報を集めましょう。次にモデルハウスや完成見学会へ行き、直接建物を見てみましょう。いろいろなお家を見ておくことで、間取りやインテリアの希望も固まりやすくなります。

 2つ目は建築に必要な手続きや申請、工事が多いエリアに家を建てるケースです。市街化調整区域での建築のための申請や上下水道の整備、上物の解体など、注文住宅の建築そのもの以外にしなければならない工事や申請がある場合は、その分時間もかかります。

 滋賀県では市街化調整区域も多く広がっています。申請に時間がかかるエリアもありますので、予め調査をしてもらってから土地を決定するようにするなどの対策も必要です。

4. 住みたい時期からの逆算が大事

 注文住宅をスムーズに完成させるためには、住みたい時期から逆算していくことが大切です。例えば再来年の4月には住み始めたいならその1年前から少しずつ準備し、半年前の10月までには着工できるようにする必要があります。土地を検討する際には、どんな申請が必要か、どのくらいの期間必要かを確認しておくようにしましょう。

5. まとめ

 注文住宅は様々な過程を経て完成します。住みたい時期に向けて逆算した上で、余裕を持って取り組めるようにだいたいのスケジュールを把握できるようにしましょう。

6. 【滋賀で家を建てるなら匠工房】

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注文住宅のこと・間取りのこと・住宅ローンのこと・土地のこと…注文住宅に関することなら私たちお家のプロにお任せください!

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失敗から学ぶ!間取りで失敗しない方法|滋賀の注文住宅なら匠工房

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失敗から学ぶ!間取りで失敗しない方法|滋賀の注文住宅なら匠工房

 こんにちは!匠工房です。本日は間取りで失敗しない方法についてお話しします。

 家は何度も建て替えられるものではありません。一度決めた間取りを変更するには多額のリフォーム費用がかかります。構造の関係で間取りの変更が難しい場合もあります。匠工房はリフォーム会社でもありますので、今住んでいるお家のご不満な部分や変えたい部分のご相談をいただきます。

 後悔のない間取りにするためにも、間取りの失敗例を参考に、暮らしやすい間取りを決めるための方法を見ていきましょう。

1. 間取りでよくある失敗例6選

1-1.収納

 収納が足りなかったり、使いづらい場所にあるというお話をよく聞きます。収納はたくさんあるに越したことはないと思いがちですが、使いにくいところに広い収納があったり、欲しいところの収納が狭かったりするとあまり意味を成しません。どこに何を収納するかと予め想定した上で収納場所や広さを検討する必要があります。

1-2.家事動線が使いにくい

 洗濯・料理などの家事に加え、仕事や育児で忙しい毎日の中、無駄のない生活を送るために家事動線の良い間取りにすることは重要です。水まわりが離れた間取りなどでは家の中を移動する距離や時間が増えもったいないです。家族ごとに生活サイクルは異なりますので、生活に合わせた間取りにすることが大切です。

1-3.部屋が狭すぎる・広すぎる

 リビングを広くするためにキッチンが狭く圧迫感の空間になってしまったり、最低限の広さで家具などを置くと思ったより狭すぎてしまったりといったケースがあります。また、室内ドアの少ない開放的すぎる間取りは、料理のニオイなどが家全体に広がってしまうなどの問題があります。置きたい家具やインテリア、ニオイの広がり方を想定した間取り作りが大切です。

1-4.コンセントやスイッチに位置が使いにくい

 コンセントの位置や照明のスイッチの位置も良く聞く失敗の1つです。使わない位置にコンセントがあるのに欲しい場所にはない…ここにも照明を取り付ければ良かった…などといったことにならないよう、しっかりと考える必要があります。

1-5.日当たりが悪い・良すぎる

 リビング以外の部屋の日当たりが悪く、じめじめする家になってしまった…や、家と家との距離が思ったより近く家全体が暗いなどといった明るさのご相談もあります。逆に、日当たりのいい家にこだわったら日が入りすぎて夏が辛いというお家もあります。日が入りすぎるとテレビが見えづらかったり床やクロスがすぐ日焼けしてしまったりしてしまいます。

1-6.音の伝わり方でストレスを感じる

 リビングや寝室の近くにトイレを配置したら音が気になってしまう、吹き抜けで2階にまで声や音が響き夜寝られない、など音の伝わり方に不満を感じられる方も多くいらっしゃいます。トイレと居室の間に収納や廊下を挟んだり、生活リズムがバラバラな家庭での吹き抜けの採用は避けたりといった対策が必要です。

2. 間取りで失敗しない方法

 間取りを考える上で最も重要なことは「シュミレーション」です。1日の生活の流れやスタイルを明確にし、何をどこに置きたいかまで想定すると失敗が減ります。

 

 ポイントとしては、

①1日の家事や育児などの流れを確認する

②家具やインテリアをどこに置きたいか、サイズはどんな大きさか

③どこに何を収納したいか、収納したい物の大きさ

④間取りの中で1日過ごすシュミレーションをしてみる

⑤実際にスイッチやコンセントを使う場面をイメージしてみる

 

 冒頭でもお話しした通り、家が建ってしまっては間取りを変更することはとても大変です。打ち合わせの段階で時間をかけてシュミレーションをして、後悔のない間取りにしましょう!

3. 失敗しない間取りが揃うタクミセレクト

 とはいえ、どんな間取りにしようかと悩む方も多いでしょう。匠工房がオススメするコンセプト住宅タクミセレクトは、匠工房の設計士がこだわって作成した間取りを10プランご用意しています。きっと皆さんにぴったりな間取りが見つかるはずです。 

4.まとめ

・1日の生活の流れをシュミレーションしながら間取りを決めるべし

・置きたい家具やインテリアのサイズ感を間取りに反映し、圧迫感を感じない空間づくりをしましょう

5. 【滋賀で家を建てるなら匠工房】

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古家つき土地の購入はあり?なし?|失敗しない家づくり

By 家づくりコラム No Comments
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古家つき土地の購入はあり?なし?|失敗しない家づくり

 こんにちは!匠工房です。今回は土地探しについてお話しします。土地探しをしていて、資料に「更地」や「古家付き」あるいは「上物あり」などと土地の状況が書かれているのも目にしたことはありませんか?更地は土地の上に何も建っていない状態のことですが、逆に建物が建っている状態で土地として販売されている土地もあります。それでは古家付き土地について、詳しく見ていきましょう!

1. 古家付き土地とは?

 古家付き土地とは、土地に建物が建っている状態で土地として販売している物件のことをいいます。空き家期間が長く建物として使えそうにない状態の建物がある場合、売主さんは古家を残したまま土地として販売されることも多いです。 

 なぜなら建物を解体して更地にしてしまうと固定資産税が跳ね上がってしまうからです。一般の方が土地を売る場合、いつ売れるか分からないため固定資産税をできるだけ抑えたいという理由から、古家付き土地として販売されるケースも多いです。

2. 古家付き土地のメリット

2-1. 家が建ったときの参考になる

 土地に中古戸建が建っている場合は、建て替えたときのイメージがつきやすくなります。土地に対してどのような配置で建っているか、窓はどの位置についているかなどを見ておきましょう。「窓の数を増やさないと暗いな」「車は今と同じ位置だと便利だな」といったように、更地ではイメージがつきにくいことも気づきやすくなります。

2-2. 安く買える可能性がある

 古家付き土地で新しい家を建てる場合は、もちろん既存のお家を解体する必要があります。売主さんの中には、解体費用を見越して土地自体の価格を少し低く設定してくれていることがあります。また、購入が決まればお引渡しまでの間に売主さんの金銭負担で既存のお家を解体してくれるケースもあります。この場合は解体費用がかからないため、土地費用は相場通りのことも多いです。

3. 古家付き土地のデメリット

3-1.解体費用・整地費用がかかる

 古家付き土地では当然既存の建物の解体費用がかかります。木造のお家であれば約3~5万円/坪、鉄骨やRCのお家であれば約5~8万円/坪ほどです。これに加えてお家の中の家具家電が残っている場合はそれらの処分費、庭石など立派なお庭があればそれらも撤去し整地する費用がかかります。ちなみに、お家の中の家具家電等(残置物)は売主さんの方で撤去するケースもあります。売買時の契約内容についてしっかりと確認するようにしましょう。また、残置物の撤去を売主さんにしてもらうなど交渉してみてもいいと思います。

3-2.土地の境界があいまいなケースがある

 古い建物が建っている土地では、土地の境界や測量があいまいなこともあります。土地の境界はしっかりと確認しておかないと、後々揉める原因ともなりますので注意しましょう。

3-3.上下水道などのライフライン整備が必要な場合がある

 上下水道などのライフラインが整備される前に建ったお家の場合、浄化槽から公共下水への切替工事などが必要な場合があります。工事費や使用料が別途必要となりますので、しっかり確認するようにしましょう。

4.まとめ

・古家付き土地は費用がどのくらい必要か確認することが大切です。土地にかかる総額を見た上で、購入するかどうか検討するようにしましょう。

転職しても住宅ローンは組める?|資金計画・住宅ローン

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転職しても住宅ローンは組める?|資金計画・住宅ローン

 こんにちは、匠工房です。今回は住宅ローンと転職の関係についてお話しします。マイホームのご相談に来られるお客様の中には「転職して間もない」方や、「転職を考え中」の方も多くいらっしゃいます。転職は、住宅ローンの審査に少なからず影響します。

 詳しく見ていきましょう。

1. 住宅ローン審査で見られる「仕事」について

1-1.一定以上の勤続年数が必要

 住宅ローンの審査では、勤続年数がどのくらいあるのかが重要視されます。なぜなら、勤続年数が長いほど安定した収入が得られると考えられているからです。転職したての場合、職場に馴染めなかったり勤務条件が希望と異なっていたり等の理由で再び転職する可能性があります。職場を点々とする人は収入が安定せず、そういった人に対して高額融資をするのはリスクが高いと金融機関には判断されてしまいます。

 勤続年数はどのくらい必要なのでしょうか?一般的には3年以上必要だと言われています。しかし、金融機関によっては1年以上あれば審査をしてくれるところもあります。必ずしも3年以上待たなければならないわけではありませんので、悲観せず不動産屋さんや金融機関に相談してみましょう。

1-2.収入

 住宅ローンは、例えば年収が300万円だから借りられないといったことはありません。しかし希望金額を借りることができない可能性はあります。年収が300万円の人に5,000万円の融資をするにはリスクが高いですよね。したがって、今は年収600万円だけど、住宅ローンの審査中に転職し年収が300万円になったという場合は、現在の年収額を見られることになるので希望融資額に届かない可能性が高いです。

  また、正社員や公務員は収入や雇用形態の安定性から契約社員や派遣社員に比べ評価が高くなります(契約社員や派遣社員が融資を受けられないわけではありません)。

1-3.勤務先

 一部上場企業から中小企業に転職したからといって融資が受けられなくなる、ということは決してありません。しかし、勤務先が住宅ローンの審査に全く影響がないとも言えません。例えば、赤字経営が続いている企業の役員をしている方が住宅ローンを組みたいケースがあったとします。赤字経営が続いているということは、安定した収入を見込むことが難しいと見られますので審査通過は厳しいでしょう。安定した経営をしている企業に勤めている方に、金融機関は融資をしたいと考えているからです。

2. 住宅ローン審査前の転職

2-1.勤続年数と年収がカギ

 住宅ローンの審査直前に転職をした場合、勤続年数は0年からのスタートになります。前述した通り、住宅ローンでは勤続3年以上が理想で、これを満たしていない場合審査を受け付けてくれない金融機関もあります。また、勤続1年に満たない状態で審査をする場合、その数か月分の給与明細をご提出いただき、1か月分の給与×12か月分で単純計算された額が年収となります。実際の年収と異なっているとしても、源泉徴収票のように年収を確認できる書類がない以上はこのような見方となりますので注意が必要です。

 審査中の転職には特に注意が必要です。むしろ、審査中の転職は避けていただく方が良いでしょう。審査時と年収が異なるほか、勤続年数は0年となり審査時に必要な勤務先等の情報も全て異なるため、審査のやり直しが必要となってしまうからです。

2-2.転職がネックにならないケース

 逆に、転職が問題にならないケースもあります。3年以下の勤続年数の場合、職歴書の提出を求められるケースが多いです。その際に転職理由を記載します。転職の理由が「ヘッドハンティング」「キャリアアップ・年収アップのための転職」だった場合はプラス要素として見られることがあります。また、前職と現職の業種が同じだった場合、金融機関によっては勤続年数をまとめて見てくれるケースもあります。転職すべてが住宅ローンの審査通過を難しくするわけではないということです。まずは、転職の時期や理由も含めて、不動産屋さんや金融機関に相談することをオススメします。

3. 住宅ローン返済中の転職

3-1.住宅ローン控除の申請方法に注意

 住宅ローンを利用してマイホームを購入した場合、住宅ローン控除を利用される方も多いと思います。住宅ローン控除は初回の申請は確定申告が必要ですが、2回目以降の申請は勤務先での年末調整で可能になります。では転職した場合、2回目以降の申請はどうすればいいのでしょうか?

 年内に退職・転職された方は、転職先の会社で年末調整をすれば大丈夫です。一方退職した次の年に転職をした方で、年末調整の時期にどこの会社にも属していない場合年末調整での住宅ローン控除申請はできません。その年の住宅ローン控除の申請は確定申告をしていただく必要がありますので注意が必要です。

3-2.月々の支払いに注意

 住宅ローン返済中に転職した場合金融機関に報告するよう住宅ローンの約款に書かれていることが多いです。勤務先が変わった場合はきちんと金融機関に届け出ましょう。

 また、住宅ローン返済中での転職でも、もちろん年収の前後はあると思います。年収アップであれば問題ありませんが、年収が下がった場合月々の支払いが難しくなる可能性が考えられます。返済条件の変更を視野に入れ、金融機関に相談してみましょう。返済条件の変更にも審査が必要なので、必ずしも変更できるわけではありません。大事なのは、住宅ローンを組む前に転職等により年収ダウンの可能性を見越した資金計画を検討することです。

4.まとめ

・転職直後の住宅ローン審査通過は、勤続年数や年収の面で難しいことが多い。

・審査中の転職は避けて

・転職の予定がなくても、今後転職等で年収のダウンした場合のことも考えた資金計画が大切

 

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