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賃貸と持ち家、結局どっちが得?比較してみた!|マイホームの基礎知識

By 家づくりコラム No Comments
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賃貸と持ち家、結局どっちが得?比較してみた!|マイホームの基礎知識

 こんにちは、匠工房です。今回は持ち家か賃貸か、どちらがお得なのかを見ていきましょう。それぞれにメリットとデメリットがありますので、比較してどちらがいいのかを判断していただければと思います。

1. 持ち家のメリット

1-1.資産になる

 持ち家の最大のメリットと言えるのが「資産になる」という点です。住宅ローンを全額返済させることができれば、その後住居費がかかることはありません。将来的にお金が必要になったときに売却したり融資のための担保にしたりすることが可能です。

 また、住宅ローンの契約者が亡くなってしまった場合は団体信用生命保険による保険金で住宅ローンを完済することになります。家族に「衣・食・住」のうち「住」を残してあげることができるということです。

1-2.リフォームを自由にすることができる

 自身の名義のお家ですので、自由にお家をカスタマイズすることができます。内装を変えたり間取りをリノベーションで変更したりと、ライフスタイルに合わせたリフォームを施すことができます。また、お家が古くなってきたら建て替えを自由にすることができるのもポイントです。自分好みのお家を作り上げられる点が持ち家のメリットの1つです。

1-3.内装や住設備が賃貸よりグレードが高め

 賃貸は利益を出さなければならない面から、クロスや住設備は必要最低限のランクのものが使われていることが多いです。一方で持ち家なら間取りや住設備が自由に決められ、ランクアップしたものを選ぶこともできます。また、注文住宅はもちろん、建売であっても賃貸より性能の高い住設備が採用されていることが多いです。

2. 持ち家のデメリット

2-1.簡単に引っ越しができない

 持ち家は簡単に手放すことが難しいです。売りたいときでも簡単に売れる場合もあれば、年単位で時間がかかる場合もあります。土地や建物に不満があり、引っ越す場合でも住宅ローンがあれば返済は続けなければなりません。家賃と住宅ローンの二重支払いをしなければならないということです。ただし、もし急な引っ越しをせざるを得ない場合は賃貸に出して住宅ローンの支払い分を家賃でまかなうことができる可能性はあります。例えば、夫婦のどちらかの転勤が決まってしまった場合、賃貸に出すか単身赴任をしてもらうかの二択を迫られることになります。

2-2.メンテナンス費用がかかる

 持ち家では住宅ローンの支払いが毎月一定額発生します。しかし支払いが終われば住居費がかかることはありません。しかし、建物そのものの維持費は発生し続けます。例えば住設備の交換や外壁・屋根の修繕費などです。だいたい10年や20年ごとにメンテナンスが必要になる上、高額なメンテナンス費用がかかります。メンテナンスのための貯金をしっかりとしておくことが大切です。

2-3.税金がかかる

 自らが所有する土地や建物には税金がかかります。固定資産税や都市計画税という税金です。年に1度行政から請求が来る上に、土地建物を所有している限りは請求され続けるお金です。

3. 賃貸のメリット

3-1.フットワークの軽さ

 賃貸のメリットはフットワークの軽さです。契約や解約時期など契約上の制約はあるものの、引っ越したいタイミングに住み替えることができます。持ち家のように、引っ越したくても簡単に引っ越せないということがないので、引っ越しに対するハードルが低いので、家族が増えたり転勤することになったりしてもライフスタイルに合った賃貸に移り住むことが可能です。

3-2.住設備の故障などの負担は貸主

 賃貸住宅は、貸主の所有物のため住設備の経年劣化による故障などは貸主が負担してくれます。お家のことで困ったことがあれば、ひとまず貸主に相談し解決してくれることが多いです。持ち家のように急な出費がかからない点も助かりますね。ただし、重大な過失による住設備の故障や内装の汚れなどは負担しなければならないので、気を付けて住む必要があります。

3-3.税金もかからない

 賃貸は自身の所有物ではありませんので、当然固定資産税や都市計画税も支払う義務はありません。年に1度まとまったお金を払う必要がないのも、賃貸の大きなメリットですね。

4. 賃貸のデメリット

4-1.住み続ける限り家賃がかかる

 持ち家は住宅ローンを完済したら、固定資産税等の税金とメンテナンス費用以外お金を払うタイミングはありません。月々払っていた数万円や十数万円を老後支払う必要がないのです。しかし、賃貸はそうはいきません。どれだけ月々の賃料を払っても将来的に自分のものになることはありません。そこに住み続ける限り、毎月家賃が発生します。

4-2.内装や住設備を勝手に変えられない

 賃貸は持ち家のように自分の所有物になることはありませんので、内装や住設備を勝手に変えることはできません。流行りのDIYも許可されているところと許可されていないところがあるので、事前に確認しておく必要があります。万が一壁に穴を開けたりクロスを破ったりしてしまったときは、退去時に原状回復をしなければなりません。

4-3.家族向けの間取りの賃貸が少なく、高額

 賃貸はワンルームから3LDKくらいまでの広さのお部屋が多く、4人以上の家族にとっては手狭に感じるかもしれません。4LDK以上のお部屋はそもそも少なく、あっても家賃は高いので、かえって持ち家を住宅ローンで購入する方が安いパターンもあります。

4.まとめ

・家族が多い人や収入が安定している人、家という資産を持ちたい人には持ち家がオススメ

・転勤が多い人やライフスタイルに合った暮らしを都度都度していきたい人には賃貸がオススメ

意外?北向きの土地のメリット3選|マイホームの基礎知識

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意外?北向きの土地のメリット3選|マイホームの基礎知識

 こんにちは、匠工房です。今回から北向きの土地の知られざる魅力についてお話しします。

1. 人気の南向き・不人気の北向き

 土地をお探しのお客様からご要望いただく内容の中で「南向きの土地がいいです」のお声は一定数ございます。理由をお尋ねすると、「南向きの土地は家が明るくなるから」「北向きの土地は家が暗くなるし」とのこと。確かに南向きの土地は日当たりがいいということで人気も高く、分譲地の中でも価格に差が出るポイントです。

  しかし、北向きの土地は本当に家づくりに向かないのでしょうか?実は北向きの土地には北向きの土地らしい魅力があります。よく聞く「北向きの土地は買うな」に惑わされず、最後まで是非お読みください。

2. 北向きの土地のメリット

2-1.価格が安い

 分譲地で販売されている土地の価格を見てみると、南向きの土地より北向きの土地の方が価格が安いケースがあります。駅近など需要の高い人気エリアでは土地の価格も高いですが、その中でも北向きの土地は価格で差別化を狙っていることが多いです。南向きの土地は高くて予算的に難しいけど、北向きの土地なら収まる…という可能性もあるので、一度希望エリアの土地を見直してみましょう。

2-2.LDKが広く取れる

 南向きの土地では、日当たりの恩恵を最も受けたいLDKを南面に配置する以外に「玄関」も配置する必要があります(図面1)。南側に玄関などが集まってしまい、東側にリビングが配置されるような間取りになっています。ある程度の広さのLDKを確保しようとすると、南向きの土地に南面でLDKを置くのは難しい場合もあるのです。

  しかし、北向きの土地は玄関・水廻りを北側に配置し、南側全面をLDKにすることが可能です(図面2)。北側に玄関や水廻りなどを配置し、南面にLDKを大きく取ることができています。図面1ではLDKは17帖ほどですが、図面2では20帖ほど確保することができています。このように、広々としたLDKを実現させることができるのは、北向きの土地の魅力です。

2-3.プライバシーが守られる

 日当たりの良い南側が道路と逆側になるので、大きな窓を配置しても道路から見られる心配がありません。バルコニーや洗濯物を干すスペースも道路とは逆側になるので、見られることがなく安心です。また、お家の南側に建つご近所さんのお家はLDK側が北側に位置するので大きな窓があることはあまりありません。同じように水廻りなどが集まっていることが多いので、目線をさほど気にする必要もなさそうです。

3. 北向きのデメリットと解決するプラン

3-1.デメリット

 一方で北向きの土地のデメリットもあります。土地の南面にお家が建っている場合、南向きの土地に比べると日当たりは良くありません。時間帯によっては日陰になることもあります。特にお家同士の距離が近い、密集している住宅街では特に暗くなってしまうリスクがあります。しかし、このデメリットを解決するプランがあるので、以下でご紹介します。

3-2.吹き抜けにする

 1つ目は、LDKを吹き抜けにすることです。吹き抜けにすることで高い位置から日が差し、日陰にもなりにくいです。天井が高く開放感もあるのでLDKをより広く感じることもできます。採光だけでなく、風通りも良くなるので快適に過ごせることも魅力です。あたたかい空気が上にいってしまうので、シーリングファンを設置するなど空調に気を使う必要があったり、2階部分の床面積が狭くなってしまうデメリットもあるので注意が必要です。

吹き抜けリビングの施工事例はコチラ↓

3-3.2階リビングにする

 日が差しにくい1階は主寝室や子ども部屋にし、2階をリビングにするという方法もあります。吹き抜けと同様LDKが高い位置にあるので、周りに家があっても影響を受けにくく外からの目線も気になりません。プライバシーが気になりにくいので、より大きな窓で明るさを取り入れることができます。また、吹き抜けの空調問題も解決できる点も魅力です。しかし、階段の上り下りの回数が増えたり、水廻りすべてを2階に持ってくる場合、1階に配置するよりも工事費がかかったりする場合があります。

2階リビングの施工事例はコチラ↓

Youtubeにも施工事例を掲載しています。

4.まとめ

・北向きの土地でも明るいお家を建てることは可能です。南向きの土地に比べて安価に手に入るケースもあるので、お得にお家を建てたい人にオススメです。 

・お家の建て方に注意しないと、暗いお家になってしまうリスクはあります。設計士さんとしっかりと打ち合わせを行ない、明るいお家になるようにしましょう!

洗面所と脱衣所を分けるメリットとデメリット|失敗しない家づくり

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洗面所と脱衣所を分けるメリットとデメリット|失敗しない家づくり

 こんにちは、匠工房です。今回は最近人気になりつつある間取りについてお話しします。
 今までは洗面所と脱衣所は同じ空間にあることが多かったですが、最近では洗面所と脱衣所を分ける間取りが増えてきています。一体どんなメリットがあるのでしょうか?デメリットについてもお話していきます。

1. 洗面所と脱衣所の違い

 洗面所は、身支度を整える場所です。洗面台で顔を洗ったり歯を磨いたりする役割を持ちます。

  一方で脱衣所は入浴時の服の脱ぎ着をする場所です。脱いだ服をかごに入れたり部屋着や下着を収納する収納スペースがあると便利ですね。

2. 洗面所と脱衣所を分けるメリット

2-1.家族同士でも気兼ねなく使える

 ご家族の中の女性が入浴中、男性は洗面脱衣室に入りづらいですよね。洗面所と脱衣所を分ければ、この問題を解決することができます。扉で仕切っておけば女性が入浴中でも、男性は安心して洗面所を使うことができます。

2-2.お客様が来ても安心

 脱衣所に洗濯機や衣類を収納するスペースを設けておけば、来客時でも安心して洗面所を使ってもらえます。近年では室内干しがメインのご家庭が増えているため、洗面脱衣所に室内干しをするスペースを設けることも増えてきました。しかし来客のある日は室内干しができなくなってしまいます。そこで洗面所と脱衣所を分け、脱衣所に室内干しスペースを設けておけば来客時でも気にせず室内干しをすることができます。

2-3.効率のいい収納ができる

 下着やタオル、掃除道具など、洗面所や脱衣所に収納したい物はいろいろありますよね。洗面所と脱衣所を分けることで
それぞれの空間に必要な物を分けて収納することができます。

3. 洗面所と脱衣所を分けるデメリット

3-1.動線が増える

 洗面所と脱衣所を分けることで、手間が増えてしまう場合もあります。例えば洗濯物を予洗いして洗濯機で洗いたい場合、一度洗面所の洗面台で予洗いし、その服を脱衣所にある洗濯機まで持って移動しなければならなくなります。ちょっとしたことですが日々の家事の負担が増えてしまう可能性もあります。

3-2.スペースが増えるため金額が上がる

 洗面スペースと脱衣スペースが一か所の場合は、だいたい1坪ほどであることが多いです。これが空間を分けると1.5~2倍ほどのスペースが必要になります。加えて収納スペースを確保しよう思うとさらにスペースが増えていきます。スペースが増えるということはその分床面積も増えることになりますので、建築金額も上がっていきます。その分LDKを狭くするなどの工夫が必要があります。

 脱衣所に収納を多めにつくっておき、洗面所は最低額の収納にしておくと、来客時に洗面所を使ってもらうときに気を揉む必要もありません。スッキリとした洗面所を見ていただくことができます。

4. 施工事例

 それでは、洗面所と脱衣所を分けた場合の施工事例を見ていきましょう!

 こちらの洗面台はLDKと脱衣所の間の廊下に設置しています。洗面所という空間を設けないことで、お家全体の建物面積を節約しました。

 脱衣所はこちらです。

 奥の空間に洗濯機を設置します。

 天井には収納式の室内物干しを取り付け、洗濯後すぐに干すことができます。
このように、脱衣所をしっかりと設けることで
室内干しスペースも生み出すことができます。

4.まとめ

・洗面所と脱衣所を分けることで家族みんなが気兼ねなく入浴と洗面台の使用をすることができます

・スペースが増えることで、建物金額が上がってしまうので注意が必要です。

LDKの形と配置パターン6種類を紹介|失敗しない家づくり

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LDKの形と配置パターン6種類を紹介|失敗しない家づくり

 こんにちは、匠工房です。今回は間取りのお話しをします。ライフスタイルによって変わる間取りですが、どんな間取りにしたら暮らしやすくなるか、気になりますよね。今回はその中でもLDKに絞ってお話していきます。

1. LDKの形には種類がある

 LDKは「リビング」「ダイニング」「キッチン」で成り立っています。昔はLDKという概念がなく、戦後からダイニングキッチンや居間(リビング)という概念が生まれ、現在の間取りが主流になっていきます。LDKの形で多いのはI型とL型です。それぞれキッチンの位置やダイニングの位置によって動線が異なります。それぞれの特徴について、施工事例と共に紹介していきます。

2. I型LDK

2-1.キッチン対面型

 I型はLDKが長方形になっています。角のない形なので視界がひらけ、部屋全体が広く見えます。キッチン対面型は、キッチンを対面式にし、その前にダイニング、奥にリビングと配置できる間取りです。キッチンからリビングの奥まで見ることができるので、子育て世帯に人気があります。また、キッチンとダイニングが向かい合わせになっているので、コミュニケーションが取りやすいのも特徴です。

2-2.キッチンダイニング横並び型

 キッチンとダイニングが横並びになっているタイプです。キッチンからお部屋全体を見ることができる上、キッチンとダイニングが横並びになっていることで、お料理の配膳がしやすいというメリットがあります。こちらの間取りも最近の子育て世帯には人気の配置になっています。

2-3.壁付けキッチン型

 最も空間を広々使えるのが壁付けキッチン型です。最近は少なくなってなってきましたが、壁に向いてキッチンを配置することで、対面キッチンで確保しなければならないキッチンスペースがいらなくなります。ダイニングやリビングが広く取れるのは魅力的ですね。一方でキッチンから部屋全体が見にくく、壁に沿ってキッチンやカップボードが並ぶので窓が取りにくい点はデメリットです。

3. L型LDK

3-1.キッチン対面型

 L型LDKとは、上から見たときにお部屋の形がL字になっているものをいいます。ダイニングキッチンとリビングを分けた間取りです。食事の時間とくつろぐ時間を分けたい方にオススメの間取りです。

 キッチンを対面式にした場合、キッチンとダイニングにいる家族のコミュニケーションが取りやすくなります。

3-2.キッチンダイニング横並び型

 I型LDKのキッチンダイニング横並び型と使い勝手はあまり変わりません。キッチンとダイニングの行き来が簡単になりますので、毎日の家事や育児を少し楽にしてくれるでしょう。

3-3.壁付けキッチン型

 こちらもメリット・デメリットはI型キッチンと相違ありません。ただし、壁付けキッチンはキッチン側が丸見えになってしまいます。キッチンをあまり見られたくない方にはオススメできない配置になります。 

4.まとめ

・I型LDKはお部屋全体を見渡すことができ、人とのコミュニケーションが取りやすいです。目が離せない小さなお子様がいるファミリーさんにオススメです。

・L型LDKはリビングが分けられているので食事とくつろぐ時間をしっかりと分けたい方にオススメです。

ボーナス払いのメリット・デメリットを解説!|資金計画・住宅ローン

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ボーナス払いのメリット・デメリットを解説!|資金計画・住宅ローン

 こんにちは、匠工房です。今回は住宅ローンのボーナス払いについてお話しします。ボーナス払いにはどんなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。

1. ボーナス払いって?

 ボーナス払いとは、住宅ローンの月々の支払いに加えてボーナス時にも決まった額を返済するという返済方法のことをいいます。通常住宅ローンの支払いは1月に1回ずつあるので1年間に12回ということになりますが、ボーナス払いを利用する場合はボーナス月に2回支払いが追加されることになります。

 分かりやすく図に表すと上記のようになります。ボーナス払いの金額は決めることができます。

 それではボーナス払いを取り入れた場合と、取り入れない場合の支払いの違いを見ていきましょう。

 ボーナス払いにした場合、月々の支払いは少なくなりますが、その分総返済額が大きくなります。

2. ボーナス払いのメリット

 ボーナス払いのメリットは、毎月の支払いを少なくすることができる点にあります。年間の支払い回数が増えるため、同じ年間返済額であっても毎月の支払いのみの場合よりボーナス払いを組み込んだ返済方法の方が月々の返済額を抑えることができます。できるだけ毎月の固定費を抑えたい方にはオススメです。

3. ボーナス払いのデメリット

 ボーナス払いのデメリットは2つあります。1つ目は返済総額が増えてしまうという点です。住宅ローンは毎月返済をしていくことで借入した元本と利息を減らしていきます。ボーナス払いにすることによって月々の返済額は少なくなりますので、元本の減りも遅くなっていきます。つまり、ボーナス払いの方が返済総額が多いのです。

  2つ目は、ボーナス払いがこの先安定してもらえるかどうか、という問題があるという点です。この先の企業の業績等によって左右されるボーナスが、必ず一定額以上支払われるとは限りません。返済中に家族が病気になったりお子様の進学にお金がたくさん必要になったりする可能性もあります。

 ボーナス払いを利用する場合、もしもの時を考えて家計が圧迫されないような金額で設定するようにするか、ボーナス返済は設定せずに十分なボーナスがもらえた時だけ繰り上げ返済をするという方法もあります。

4. まとめ

・ボーナス払いはボーナスが安定してもらえる職業の方にオススメ

・しかし、総支払額が増えるというデメリットもあるため、ボーナス払いを検討したい方は返済シュミレーションを行なってみましょう

土地を持っている方の注文住宅を建てる流れ

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土地を持っている方の注文住宅を建てる流れ

 こんにちは!匠工房です。本日は注文住宅を建てる土地を持っている方に向けて、注文住宅を建てる流れを解説していきます。現金で土地を購入していたり、親から受け継いだ土地があるなど、様々な理由で土地を所有されている方がいると思います。

 全体の流れを知っておくと、落ち着いて家づくりを楽しむことができます。さっそく見ていきましょう。

1. 優先順位の確認と資金計画

 まずは家族の中で「どんなお家を建てたいか」をイメージし、希望の優先順位を決めておきましょう。部屋数や和室の有無、どんな収納スペースが欲しいか、トイレは2箇所必要かなど、家族同士で希望は異なると思います。1人1人希望を書き出し、話し合って優先順位を決めておきましょう。

 次に資金計画を立てましょう。住宅ローンを利用するなら資金計画は必須です。毎月支払う住宅ローンがこれからの生活を圧迫してしまっては意味がありません。無理のない返済計画を立てることが家づくりにおいて最も重要です。

  匠工房では、早めに住宅ローンの事前審査をしていただくことを推奨しています。いくら借りられるのかをはじめに知っておくことで、資金計画が立てやすくなるからです。検討している金融機関がいくつかある場合も問題ありません。匠工房では各金融機関の審査用紙をご用意しておりますので、一度お店にお越しいただくだけで審査をすることができます。

2. 建物屋さんを選ぶ

 資金計画が終わったら、「どこで建てるか」を決めましょう。建物屋さんは、大手ハウスメーカーから工務店、設計事務所など様々あります。工法や耐震性、断熱性などの性能の違いはもちろん、デザイン性や価格帯にも違いがあります。

 まずはモデルハウスを見学したり、資料を取り寄せたりして、気になる建物屋さんをピックアップしてみましょう。

3. 打ち合わせや見積もり提出

 何社か建物屋さんをピックアップしたら、実際に所有している土地に間取りを書いてもらったり見積もりを出してもらったりしましょう。

 そして性能や価格帯を比べ、自分に合った建物屋さんを選ぶようにしてください。建物屋さんを選ぶ際には、標準仕様やどんな施工がオプションになるかを確認しておくといいでしょう。優先順位を考えた際に決めた家づくりでやりたいことが予算内でできるか、を確認しておくことは重要です。

 実際に建っているお家を見学させてもらったり、担当者さんや会社との相性を確かめておくと良いです。住み続けていく限りお付き合いは続いていきます。信頼できると感じる建物屋さんを選んでください。

4. 請負契約の締結

 間取りや価格などに納得がいけば、建物屋さんとの請負契約を締結します。建物屋さんによっては仮契約や申し込みなど、契約前に手続きがある場合もあります。

 請負契約時には手付金の支払いが発生します。金額は会社によって様々なので、予め確認しておくようにしましょう。

 請負契約が締結されたら、住宅ローンの本審査を行ないます。本審査も無事に通れば、着工に向けて動き出します。

5. 着工

 建築確認申請が通ると、次に地盤調査を行ないます。地盤調査では、その土地がお家の重さや大きさに耐えられる地盤かどうかを調べます。もし改良が必要な場合は改良工事を行ないます。また、建築確認申請が通ると、間取りの変更に手続きが必要となります。これには時間もお金も追加がかかってしまうので、建築確認申請をする前に間取りの確認はしっかり行なっておくようにしましょう。

 いよいよ着工です。工事前のご近所への挨拶や地鎮祭は事前に確認しておきましょう。挨拶回りは建物屋さんがしておいてくれるケースもあります。地鎮祭は持ち込みが必要な物や玉串料の額が、神社によって異なりますので注意しましょう。

6. 引渡し

 工事が無事に終わると、最終検査があります。お家の中にキズや汚れがないかを確認します。問題がなければ建物のお引渡しとなります。

4.まとめ

 以上が土地を所有する場合の注文住宅を建てる流れです。

 注文住宅を検討中の場合は是非参考にしてください。

見せ梁のメリットとデメリット|失敗しない家づくり

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見せ梁のメリットとデメリット|失敗しない家づくり

 こんにちは!匠工房です。今回はリビングなどの空間アクセントとしてよく採用される、見せ梁についてお話しします。

1. 見せ梁って?

 「梁」とは、柱に対して横向きに渡し柱を固定する部材のことをいいます。屋根など家全体を支える重要な構造体の1つです。基本的には梁は隠され壁紙などで見えないように造られますが、デザイン上あえて見せるように取り付けられているものを見せ梁と言い、化粧梁と呼称されることもあります。

 本物の梁を見せることもあれば、装飾としての梁を取り付ける場合もあります。

2. 見せ梁のメリット

 見せ梁を採用することで、天井が高くなり開放感を演出することができます。奥行き感も出るので、お部屋全体を広く見せることができます。

  吹き抜けとの相性も良く、開放感のある吹き抜けにアクセントとして見せ梁を採用すると、デザイン性が高まります。

3. 見せ梁のデメリット

 見せ梁が高い位置にあるので、掃除がしにくいというデメリットがあります。また、設置する場所によってはシーリングファンや照明の邪魔になる可能性もあるので、設置する場所に関してはしっかりと吟味するようにしましょう。照明の位置に関しては、構造上必要な梁ではない装飾用の梁を設置することで電気配線を気にせず解決することができます。

4. 施工事例

 大きな吹き抜けを設け、光の降り注ぐ明るいリビングルームに。 どこにいても、暖かさの感じられるお家に仕上がりました。

 フロアに合わせたナチュラルな色味の見せ梁。吹き抜けのアクセントとしてとてもオシャレに仕上がりました。

 天井を少し上げて見せ梁を。これだけでも開放感がありますね。

 ダイニングまで見せ梁にし、奥行を感じられる空間になりました。

 吹き抜けはしたくないけど、しっかりと開放感が欲しいケースです。見せ梁を大きく見せ、天井もかなり上げました。

5. 【家づくり相談会開催中!】

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団体信用生命保険とは?注意点など解説|資金計画・住宅ローン

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団体信用生命保険とは?注意点など解説|資金計画・住宅ローン

 今回は、住宅ローンの団体信用生命保険について解説します。

1. 団体信用生命保険とは

1-1.団体信用生命保険とは

 住宅ローンを組んでお家を建てる多くの場合、団体信用生命保険という保険に加入します。団体信用生命保険とは、住宅ローンの返済中に債務者(住宅ローンを組んでいる人)が死亡したり高度障害状態になったりしたときに降りる保険金で住宅ローンが完済される保険のことをいいます。 

 マイホーム購入後、債務者に万が一何かあっても家族に「衣食住」の「住」は残してあげられるという点で、団体信用生命保険は大きな役割を果たします。また、賃貸との大きな違いもこの点です。賃貸は例えば家計の大半を賄う旦那様が亡くなれば、残された家族で家賃を始めとするすべての生活費を払い続けなければなりません。

 しかし、持ち家であれば同じ状況であっても住居費の支払いは心配せずに暮らしていけます。「住」という大きな財産を残しておけるというのは、家族としても大きな安心ですよね。

1-2.生命保険との違い

 住宅ローンの団体信用生命保険と、一般的な生命保険との違いは以下の通りです。

  

①保険料

 一般的な生命保険の場合、保険料が発生します。しかし、団体信用生命保険の場合保険料は住宅ローンの金利に含まれていることがほとんどです。また、一般的な生命保険は性別や年齢、死亡率などに基づいて保険料が算出されますが、団体信用生命保険は違います。団体信用生命保険は年齢や性別によって保険料が算出されることはありません。しかし、保障内容に追加オプションを加えると金利が上がったり、年齢によって追加できないオプションがあったりなどはあります。

 

②保険金の受取人

 一般的な生命保険の保険金の受取人は、保険契約者が法定相続人を指名します。一方で団体信用生命保険の保険金の受取人は住宅ローンを組んだ金融機関です。金融機関は、受け取った保険金で住宅ローンの残債を完済します。よって、債務者の家族がその後の住宅ローンの支払いをする必要はなくなるということです。

 

③保障期間

 一般的な生命保険は、契約時に保障期間を決定します。終身保険なら一生涯、定期保険なら決められた期間で保険は終了します。一方団体信用生命保険は、住宅ローンの返済期間が保険の保障期間となります。住宅ローンの返済が終了すれば、団体信用生命保険の保障期間も終了します。

1-3.団体信用生命保険の種類

 団体信用生命保険の大まかな種類としては3つあります。それぞれ保障内容と金利が異なるため、しっかりと内容を理解し精査することが大切です。

 

①通常の団体信用生命保険

 ローン契約者(被保険者)が死亡もしくは高度障害状態となったとき、ローン残債は保険金によって完済されます。これが通常の団体信用生命保険の内容です。高度障害というのは、両目の視力を永久に失ったり、手や脚を失ったりするなど身体機能が重度に低下している状態のことをいいます。通常の団体信用生命保険は、金融機関が審査を経て提示した金利で加入することになります。団体信用生命保険料として別途支払いがあるわけではありません。

 

②三大疾病特約付き団体信用生命保険

 通常の団体信用生命保険が下りる「死亡もしくは高度障害状態」に加え、【がん】【急性心筋梗塞】【脳卒中】の三大疾病によって所定の状態となったときでも保険金が下りるというオプションを付けることができます。保険金が下りる条件は金融機関によって異なり、三大疾病に罹患しただけで下りる金融機関や下りない金融機関があります。こちらはオプションという形になるので、提示された金利に0.2%程度上乗せする必要があります(上乗せする金利は金融機関によって異なります)。また、この特約は、金融機関によってはローン契約者の年齢などによってオプションをつけることができない場合もあります。

 

③八大疾病特約付き団体信用生命保険

 八大疾病特約付き団体信用生命保険は、①通常の団体信用生命保険と②三大疾病特約付き団体信用生命保険に加え、【高血圧症】【糖尿病】【慢性腎不全】【肝硬変】【慢性膵炎】の5つの重度慢性疾患によって所定の状態となったときでも保険金が下ります。こちらの場合も金利に0.3%程度上乗せすることでオプションをつけることができます。また、金融機関によって該当する疾患の状態や金利が異なりますのでご注意ください。

2. 団体信用生命保険加入の条件

2-1.団体信用生命保険加入には審査が必要

 団体信用生命保険に加入するには審査が必要です。金融機関としても、病気などで保険が下りる可能性が高いと分かっている人を受け入れるのは難しく、審査によっては団体信用生命保険に加入できず希望の金融機関で住宅ローンを組むことができない可能性もあるのです。審査が心配な方は、はじめに団体信用生命保険の審査を受けることも可能です。

2-2.告知義務とは

 その審査時に現在の健康状態や病歴、手術歴、投薬状況などを記載しなければなりません。これを告知義務といいます。告知日より3か月以内の治療や投薬、手術などがあるか?や現在の身体障害の状態などを告知しなければなりません。告知したからといって、必ず審査に落ちるわけではありません。

 また、告知義務は「事実」を記載しなければなりません。わざと告知しなかったり、ウソの告知をした場合は告知義務違反となります。告知義務違反と認定されれば団体信用生命保険やそのオプションを解除され、いざ保険金が必要になったときでも保険金を受け取ることができなくなります。必ずありのままを告知するようにしましょう。

3. 団体信用生命保険の注意点

3-1.団体信用生命保険の審査に落ちたら

 審査の結果、団体信用生命保険に加入できない場合もあります。そういった場合でも対処法があるので安心してください。以下で説明していきます。

 

①団体信用生命のない住宅ローンを利用する

 住宅金融支援機構と民間金融機関が連携しているフラット35は、団体信用生命保険の加入が任意となっています。ローン契約者に万が一のことがあってもローンは残る点に注意が必要ですが、団体信用生命保険に通らないと住宅ローンが組めない方にオススメです。

 

②ワイド団信に加入する

 ワイド団信とは、高血圧症や糖尿病、うつ病などの持病があっても入りやすい団体信用生命保険です。加入するのに金利が上乗せさせるという点に注意が必要ですが、持病があっても加入できる可能性が高いので一度審査してみましょう。

 

③配偶者が住宅ローンを組む

 例えばご主人に病歴や投薬があり、団体信用生命保険に加入できなかったとします。その場合奥様名義で住宅ローンが組めるかどうか検討するという方法です。年収などがご主人と違う場合、借入可能額や条件を変わるのでお家探しも一から考える必要があります。団体信用生命保険に不安があるなら、土地探しやお家探しより先に団体信用生命保険の審査や住宅ローンの事前審査をしておくと安心ですね。

3-2.夫婦で住宅ローンを組む場合

 共働き夫婦で住宅ローンを2人で組むケースも増えています。その場合、団体信用生命保険もそれぞれ対応が異なりますので注意が必要です。

 

 ①ペアローン

 ペアローンは、2人でそれぞれ住宅ローンを組むローンです。例えば夫婦それぞれが2000万ずつ借入れ、合計4000万のお家を建てる、といった具合です。それぞれが住宅ローンを組むことになるので、2人とも団体信用生命保険に加入することになります。また、どちらか一方が死亡もしくは高度障害状態となったときはその人分の残債が、下りる保険金で完済されます。しかし、残された家族の住宅ローンは消えないので、そのまま返済し続けなければなりません。

 

②連帯債務

 連帯債務は2人で同じ住宅ローンを借入れます。しかし、連帯債務者が団体信用生命保険に加入できるかどうかは金融機関や住宅ローン商品によって異なりますので、連帯債務でお考えの場合は団体信用生命保険についてもしっかりと検討しておく必要があります。

 

③連帯保証

 連帯保証は、主債務者が返済できなくなったときに返済義務を負う借り方です。直接住宅ローンを組んでいるわけではないので、連帯保証人は団体信用生命保険に加入することはありません。

4.まとめ

・住宅ローンを組む場合は団体信用生命保険に加入しなければならない!

・団体信用生命保険には審査・告知義務があり、ウソの告知は絶対にダメ!

・住宅ローンの組み方で団体信用生命保険の対応も変わるので、返し方や金利だけでなく、団体信用生命保険についてもしっかりと検討が必要!

滋賀の注文住宅の相場はいくら?|マイホーム基礎知識

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滋賀の注文住宅の相場はいくら?|マイホーム基礎知識

 こんにちは!匠工房です。本日は滋賀県で注文住宅を建てる場合にかかる費用の平均を見ていきます。住宅ローンを借りる場合、最終的には自分が返していける額の予算内に抑えることが大切ですが、滋賀県に注文住宅を建てた人がいくらくらいで建てたのかも気になりますよね。注文住宅の相場に加え、土地の相場についても触れていきます。ぜひ最後までご覧ください。

1. 滋賀県の注文住宅相場の変動

 それでは滋賀県の注文住宅の相場を見ていきましょう。次の図をご覧ください。

 これは住宅金融支援機構が提供するデータを元に作成した表です。全国と比べると滋賀県の建築費は70万円ほど低いことが分かります。また、近畿圏と比較すると約280万円も低いことも見て分かります。滋賀県は近畿圏や全国に比べると相場的には低いということですね。

 また、10年前と比べると建築費の差に驚きます。主な要因として考えられるのは建築資材の価格上昇です。コロナの影響や様々な世界情勢も相まって、建築資材の上昇は今後も続く可能性があります。注文住宅を検討中の方は、今後も物価が上がることを見越して早めの購入が必要かもしれません。

 さらに、家の広さにも違いがあるようです。少子化に伴って家族の人数が少なくなってきたり、建築費の高騰に伴ってお家の広さを小さくして価格を抑える必要があったりといった原因が考えられます。広いお家を建てて住宅ローンを苦労して返していくよりも、無理のない範囲でお家を建てて趣味や日々の生活を楽しむといった人々の考えの変化もあるように感じます。

2. 滋賀県の土地相場の変動

 次に滋賀県内の土地の相場についても見ていきましょう。滋賀県による地価調査の公表資料によると滋賀県の平均坪単価は約18万円で、滋賀県全体の地価は平成21年から下落が続いています。ただ、大津南部エリアやJR沿線駅周辺は上昇しているところもあるようです。

 滋賀県の平均坪単価は約18万円で、滋賀県全体の地価は平成21年から下落が続いています。ただ、大津南部エリアやJR沿線駅周辺は上昇しているところもあるようです。

 滋賀県内の地価が高いエリアは

1位 草津市 約39万円

2位 大津市 約32万円

3位 守山市 約30万円

4位 野洲市 約23.6万円

5位 栗東市 約23.4万円

となります。

 駅周辺となると平均価格より高くなりますので、駅周辺で注文住宅をお考えの方は土地価格に重点をおいて予算を組み立てる必要があるでしょう。

3. 滋賀県で家を建てた場合の想定総額

 それでは滋賀県で注文住宅を建てた場合の総額を試算してみます。

 滋賀県の土地の平均坪単価は約18万円なので、50坪の土地を購入する場合は900万円。諸経費を入れて約1000万円ほど必要です。

 建築費3495.8万円を合計すると、4495.8万円となります。

 

 しかし、ここで注意点があります。

 注文住宅の相場は住宅金融支援機構が統計した数字を元にご紹介しました。注文住宅は匠工房のような工務店だけでなく、建築費が高めなハウスメーカーの建築費ももちろん含まれています。工務店の建築費の相場はだいたい3000万円ほど。したがって、滋賀で家を建てた場合の想定総額の幅は約4000万円~約4500万円ほどだと言えるでしょう。

4. 滋賀で注文住宅を買う人はどんな人?

 それでは、滋賀で注文住宅を購入する人はどんな人なのでしょうか?

4-1. 年齢

 年齢は平均45歳のようです。全国平均も45歳なので、平均的とも言えます。

4-2. 家族構成

 家族は3.5人家族が平均です。これも全国平均と変わらず、3~4人家族が多いようです。

4-3. 年収

 滋賀の平均年収は593.2万円です。全国平均は602.2万円で、全国より少し少ないようです。

ちなみに、上記のデータは2021年度のものです。

 10年前の2011年の滋賀県は、①年齢は39.6歳、②家族構成は3.4人、③年収は588万円が平均となっています。
年収が上がりにくく、40歳を過ぎて注文住宅を建てる方が増えていることが分かります。

4-4.頭金

 滋賀で注文住宅を建てた人が頭金として支払った金額の平均は587万円です。

 全国平均が596.6万円なので、約10万円ほどの差があります。

4-5.借入金

 借入金の平均は2908.8万円です。10年前の平均借入金額は2416.7万円となっていますので
 借入額の増加が見て取れます。

4.まとめ

・滋賀で家を建てる場合の総額の相場は4000万円~4500万円です。

・この価格より大きく前後するのは土地価格です。地価の高いエリアの土地を検討する場合は、総額もより高くなります。相場に惑わされず、自分の予算に合う範囲で家づくりをしていきましょう。

注文住宅を建てるために必要な諸経費とは?|資金計画・住宅ローン

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注文住宅を建てるために必要な諸経費とは?|資金計画・住宅ローン

 こんにちは!匠工房です。本日は注文住宅に必要な諸経費についてお話しします。注文住宅を建てる際には、「土地の価格」「建物の価格」以外にも費用が必要です。注文住宅を建てるためにかかる費用について見ていきましょう!

1. 注文住宅にかかる3つの諸経費

 注文住宅を建てるためには土地と建物の費用以外に「土地の諸経費」「建物の諸経費」「住宅ローンにかかる費用」の3つの諸経費が必要です。

 それぞれどのような内容なのかを詳しくご説明します。

2. 土地にかかる費用

 一般的に土地購入時に土地価格以外に必要な諸経費は以下の通りです。

2-1. 仲介手数料

 仲介手数料とは、土地や一戸建てを仲介業者(不動産会社)を通して売買する場合に支払うお金のことをいいます。

 仲介業者の利益となるお金です。仲介手数料は法律によって上限が決まっています。400万円を越える物件の場合は【売買価格×3%+6万円+消費税】が上限となります。例えば、1,000万円の土地の場合、仲介手数料は税込396,000円となります。(400万円以下の物件の仲介手数料の上限は18万円+消費税です)仲介手数料は所有者が宅建業者の場合は発生することがありませんが、市場に出ている多くの売土地は個人所有なので、仲介手数料が発生することを覚えておいてください。

2-2.固定資産税の清算金

 土地の引渡しをする年の固定資産税は売主様と買主様で日割り精算します。1月1日に所有している人に対して納税通知書が届くからです。売主様には納税通知書に従って1年分納めてもらい、所有者が変わる日以降の分を買主様が売主様に返金する形をとっています。関西では4月1日を起算日として計算することが多いです。

2-3.土地契約時の印紙代

 土地の売買契約書には印紙を貼ることになっており、その印紙代は売主様・買主様それぞれが1通分ずつ負担します。例えば、1,000万円超5,000万円以下の売買金額の場合は印紙代は軽減措置により1万円です。こちらは必ず必要になるお金です。

2-4.登記費用

 土地を購入したら名義を変えなければなりません。これを登記といいます。登記簿上の所有権を移転させたり住宅ローンの抵当権の設定をしたりするのに登録免許税という税金を納めなければなりません。登録免許税は固定資産税評価額と定められた税率から計算されます。

 加えて、物件によってかかる費用がいくつかあります。多いのはライフラインに関する費用ブロックフェンス代です。

 ライフラインに関する費用としては水道加入金と受益者負担金があります。これらは上水道・下水道それぞれを使用する際に市町村に支払うお金です。ブロックフェンス代とは新たに整備された分譲地などで境界に立てられたフェンスに対するお金です。これはブロックフェンスを設置した売主様にお支払いすることになります。滋賀では業者さんが分譲地を開発して販売するケースも多い上、業者さんによってライフライン費やブロックフェンス代の有無や金額が異なります。

 また、それ以外に必要な費用が発生する場合がありますので、土地価格だけで見るのではなく諸経費含めて総額いくらかかるのかを予めしっかりと確認しておくようにしましょう。

  土地の諸経費は物件価格の1割程度必要であることが多いですが、土地によって必要な諸経費が様々です。地域によってかかる費用などもありますので、購入前に物件価格以外で必要な諸経費に関してしっかりと確認するようにしましょう。

3. 建物にかかる費用

 建物は建物代金以外に様々な諸経費が必要です。建物会社さんによって見積もりの作り方や名称が異なります。また、以下に挙げられた内容が建物代金に含まれていることもありますので、参考程度にご覧ください。建物の諸経費としては、だいたい400万円~500万円くらいかかります。

3-1.登記費用

 土地と同様に建物にも登記を設定する必要があります。ただし、土地とは違い新築の登記は2つあります。保存登記と移転登記です。保存登記とは新たに建物を建築したときに「ここに建物があります」と示すためのものです。そして、それが「私のものです」と示すのが移転登記です。

3-2.火災保険

 火災保険は、火災や水災、風災によるお家の損害を補償してくれる保険です。住宅ローンを組む場合は火災保険の加入が必須です。火災保険という名ですが、台風や水害による損害に対しても保険金が下ります(契約するプランによる)。また、近年では地震がとても多く、その被害も大きくなっています。火災保険はオプションとして地震保険にも加入することができます。地震による火災は火災保険では補償されないので、未来の安心のために地震保険にも加入することを強くオススメします。

3-3.外構費

 お家の外回りは、お家全体の見た目を大きく左右します。
しかし、外構費は希望をたくさん盛り込むと驚くほど高額になることがあるので注意が必要です。駐車スペースにコンクリートや石材を敷いたりデザイン性の高いものにすると金額は跳ね上がります。「こういうアプローチにしたい」という希望を出しつつ、予め「100万まで!」と決めてプランニングしてもらうと安心です。

3-4.地盤調査費用や建物を建築する上で必要な経費(付帯工事費)

 注文住宅の場合、建物の本体代金の他に建物建築確認申請費用や水道や電気工事費、地盤調査費用などが必要になります。これを付帯工事費といい、諸経費に含まれる場合もあれば、別枠で見積もり書などに記載されている場合もあります。

4. 住宅ローンにかかる費用

4-1.保証料

 保証会社に融資の保証人となってもらうための費用です。借りる人の年収などの経済状況や借入金額や返済期間などによって金額が異なります。住宅ローン実行時に一括で支払う方法と金利に上乗せして毎月支払っていく方法があります。金利に上乗せする方が結果的に多く支払うことになってしまうので、住宅ローン実行時に一括で支払う方法もオススメしています(保証料自体も借入額に含めることができます)。

4-2.銀行手数料

 住宅ローンを借りるために銀行に支払う手数料のことです。金融機関によって5万円や10万円など金額が異なります。

4-3.融資手数料

 住宅ローンを借りる方がローンを借りるための手続きを不動産会社に依頼して、不動産会社に手続きを代行してもらった時に支払う費用のことをいいます。

4-3.印紙税

 住宅ローンを借りる契約のことを金銭消費貸借契約といいます。その契約を締結したときに契約書に貼る印紙の費用です。

5. 予算オーバーを避けるためには

 土地や建物にかかるお金をすべて合わせた金額が想定していた総予算を上回ってしまっては大変です。そうならないために、土地を検討している段階や建物を検討している段階など細かく費用を試算してもらい予算オーバーにならないかどうかを逐一確認しておくことが大切です。

  念願のマイホームが建ったのに、毎日お金の心配をしながら生活するのは本末転倒です。

 その後の暮らしも楽しむために予算の管理はしっかり行なうようにしましょう!

6. まとめ

・土地代と建物代金以外に、それぞれの諸経費と住宅ローンの諸経費が必要です。

・土地や建物会社によって費用が異なります。

・予算オーバーしないために、逐一見積もりを出してもらうなどしてチェックしましょう!

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