Skip to main content
スタッフブログ

注文住宅を建てるなら「平屋」がおすすめ?人気の平屋住宅のメリット・デメリットを徹底解説

 こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。

 本日は、人気の高まっている「平屋」について解説していきます。

 夢のマイホームを建てたい!という方にも平屋が気になっている方は多いのではないでしょうか?

 そんな平屋住宅のメリット・デメリットについて、新築・リフォーム合わせて10,000件以上の家づくりを担ってきたプロの視点から解説します。

 これから住宅を建てる方や、平屋住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 まずは、2階建や3階建ではなく「平屋」にするメリットについて紹介していきます。

1-1.自由度の高い間取り

 平屋住宅は、階段がないため、1階の面積を広く取りながら、自由度の高い間取りが実現できます。リビングやダイニング、キッチンなどの家事スペースを大きく設けることができるため、家族が集まりやすく、家事がしやすい環境を作ることができます。また、間取りの変更も比較的容易に行えるため、将来的に家族構成が変化しても、住まいを適切にアレンジできます。

1-2.室内の移動がスムーズ

 平屋住宅は、建物が一階建てであるため、室内の移動がスムーズです。階段がないため、高齢者や小さな子供が階段で怪我をする心配もなく安心して生活ができます。また、1階と2階の移動がないため、洗濯などの家事や、寝室までの移動など、室内の移動が少なく済むことにより、ストレスの少ない快適な生活を送ることができます。

1-3.家族とコミュニケーションを取りやすい

 平屋住宅は、ワンフロアにリビング・ダイニング、キッチン、書斎などが完結しているため、家族がお互いの気配を感じやすいです。
小さい子どもがいる子育て世帯にとっては、親の目が届くところで見守ることができ、階段から転落するなどの危険性もないため、安心して子育てをすることができます。

 また、子どもが成長して自分の部屋を持つようになっても、リビング中心の間取りにすることで自然と顔を合わせる機会も作れるはずです。

1-4. 安心して暮らせる耐震性

 耐震・制振の対策は必要なものの、平屋住宅は一般的な2階建以上の住宅に比べて、地震に強い構造を持っています。一階建てであるため、建物が地震の揺れによって倒れる心配が少なく、家族が安心して暮らすことができます。また、ビルやマンションなど建物が高いと地震による揺れを強く感じやすいですが、平屋住宅は建物が低いため、地震による揺れも少なく、有事の際にも安心できます。

1-5. 光熱費や維持費が低く抑えられる

 平屋住宅は、ワンフロアで生活するため、2階建の場合と比べ冷暖房などの光熱費のコストを低く抑えることができます。
また、老後を見据えたバリアフリー化のリフォームや、メンテナンスなどを行う際も、外壁や窓、階段や手すりなどの設備が少ないため、リフォームやメンテナンス費用が少なくて済むことがあります。

 以上が、平屋住宅の具体的なメリットについての解説でした。

2. 平屋のデメリット5選

 次に平屋のデメリットを5つ紹介します。平屋住宅には、以下のようなデメリットがあります。

2-1.広い土地が必要になる。結果、購入予算や固定資産税が高くなる

 平屋住宅は、床面積が広く、建物も低いため、広い敷地が必要になります。そのため、平屋を建てる上では、土地の購入費用が高くなる場合があります。また、面積が広い分、かかってくる固定資産税も高くなることがあります。その他にも、敷地内に広い庭を持つ場合などは、庭の手入れ費用がかかる点も念頭に入れておくと良いでしょう。

2-2.建築費用が高い

 平屋は、二階建に比べて、同じ延べ床面積で比べた際に建築費用が高くなる可能性があります。その理由は、床面積が大きくなることで「基礎」や「屋根」の部分の面積が大きくなり、工事のコストがかさむためです。工事の際に多くのコストがかかる屋根と基礎部分が二階建ての倍近く必要になるケースがあるため、その分費用もかさんでしまうのです。

 一方で、基礎部分が多いということは、建物の構造が安定していて耐震性に優れているということでもあります。そのため、平屋ではコの字型やロの字型といった、複雑な間取りも対応が可能なのです。耐震性などの安全性を担保しながら、オシャレで自由度が高い家づくりを叶えやすいのは平屋住宅のほうだといえるでしょう。

2-3.床上浸水などの危険性が高まる

 平屋住宅は、二階建て住宅に比べ、豪雨や河川の氾濫などによる床下、床上浸水のリスクが高くなります。

 床上浸水自体は、平屋に限らず2階建でも同様にリスクは伴いますが、平屋では、上階に逃げる垂直避難ができないため、逃げる場所の確保が難しいのが実情です。そのため、水害が起こる危険性のあるエリアでの建築は避ける必要があります。

平屋を建てる際には、できるだけ高所を選んだり、ハザードマップで浸水しないエリアかを確認するなど、事前にリスクヘッジを行いましょう。

2-4.プライバシーやセキュリティの配慮が必要

 平屋は、二階建に比べて、同じ延べ床面積で比べた際に建築費用が高くなる可能性があります。その理由は、床面積が大きくなることで「基礎」や「屋根」の部分の面積が大きくなり、工事のコストがかさむためです。工事の際に多くのコストがかかる屋根と基礎部分が二階建ての倍近く必要になるケースがあるため、その分費用もかさんでしまうのです。

 一方で、基礎部分が多いということは、建物の構造が安定していて耐震性に優れているということでもあります。そのため、平屋ではコの字型やロの字型といった、複雑な間取りも対応が可能なのです。耐震性などの安全性を担保しながら、オシャレで自由度が高い家づくりを叶えやすいのは平屋住宅のほうだといえるでしょう。

2-5.周辺環境によって日当たりや風通しが悪くなる

 平屋住宅は、建物が低いため、周辺環境によって日当たりや風通しが悪くなることがあります。例えば、周囲に高い建物や木々がある場合は、日当たりが悪くなり、風通しも悪くなります。

 そのため、夏場には室内が蒸し暑く、冬場には寒さがこもりやすいというデメリットもあります。また、風通しが悪いと、室内の空気が蒸れやすく、湿気がこもりやすくなるため、カビやダニなどの発生リスクが高くなることもあります。そのため、風通しを良くするための設計や、換気システムを検討することが重要です。 

4.まとめ

 今回は平屋住宅のメリット・デメリットを解説しました。平屋住宅は、広く自由な間取り、バリアフリーで使いやすい、明るく快適な生活、家事が楽になるなどのメリットがあります。また、耐震性や安全性も高いです。一方、土地の広さが必要だったり、建築費用がかさむなどのデメリットもあります。

 平屋住宅を建てる際には、デメリットを感じない設計にするためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、滋賀県内の家づくりでお困りの方に向けて「無料相談会」を随時開催しています。興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。

Leave a Reply