LDKの形と配置パターン6種類を紹介|失敗しない家づくり
こんにちは、匠工房です。今回は間取りのお話しをします。ライフスタイルによって変わる間取りですが、どんな間取りにしたら暮らしやすくなるか、気になりますよね。今回はその中でもLDKに絞ってお話していきます。
LDKは「リビング」「ダイニング」「キッチン」で成り立っています。昔はLDKという概念がなく、戦後からダイニングキッチンや居間(リビング)という概念が生まれ、現在の間取りが主流になっていきます。LDKの形で多いのはI型とL型です。それぞれキッチンの位置やダイニングの位置によって動線が異なります。それぞれの特徴について、施工事例と共に紹介していきます。
2. I型LDK
2-1.キッチン対面型
I型はLDKが長方形になっています。角のない形なので視界がひらけ、部屋全体が広く見えます。キッチン対面型は、キッチンを対面式にし、その前にダイニング、奥にリビングと配置できる間取りです。キッチンからリビングの奥まで見ることができるので、子育て世帯に人気があります。また、キッチンとダイニングが向かい合わせになっているので、コミュニケーションが取りやすいのも特徴です。
2-2.キッチンダイニング横並び型
キッチンとダイニングが横並びになっているタイプです。キッチンからお部屋全体を見ることができる上、キッチンとダイニングが横並びになっていることで、お料理の配膳がしやすいというメリットがあります。こちらの間取りも最近の子育て世帯には人気の配置になっています。
2-3.壁付けキッチン型
最も空間を広々使えるのが壁付けキッチン型です。最近は少なくなってなってきましたが、壁に向いてキッチンを配置することで、対面キッチンで確保しなければならないキッチンスペースがいらなくなります。ダイニングやリビングが広く取れるのは魅力的ですね。一方でキッチンから部屋全体が見にくく、壁に沿ってキッチンやカップボードが並ぶので窓が取りにくい点はデメリットです。
3. L型LDK
3-1.キッチン対面型
L型LDKとは、上から見たときにお部屋の形がL字になっているものをいいます。ダイニングキッチンとリビングを分けた間取りです。食事の時間とくつろぐ時間を分けたい方にオススメの間取りです。
キッチンを対面式にした場合、キッチンとダイニングにいる家族のコミュニケーションが取りやすくなります。
3-2.キッチンダイニング横並び型
I型LDKのキッチンダイニング横並び型と使い勝手はあまり変わりません。キッチンとダイニングの行き来が簡単になりますので、毎日の家事や育児を少し楽にしてくれるでしょう。
3-3.壁付けキッチン型
こちらもメリット・デメリットはI型キッチンと相違ありません。ただし、壁付けキッチンはキッチン側が丸見えになってしまいます。キッチンをあまり見られたくない方にはオススメできない配置になります。
4.まとめ
・I型LDKはお部屋全体を見渡すことができ、人とのコミュニケーションが取りやすいです。目が離せない小さなお子様がいるファミリーさんにオススメです。
・L型LDKはリビングが分けられているので食事とくつろぐ時間をしっかりと分けたい方にオススメです。